知識の部屋。

放課後等デイサービスで働いて2年。その中で学んだ知識をご紹介。

職場の雰囲気が一番大切!職場の雰囲気を変えるだけで離職率が下がる?

 

 

今の時代は「転職の時代」と言われています。

この転職が当たり前になり、更には少子化

会社は、「人が足りない」と喚いている状態です。

 

そこで今日は、離職率というものについてお話したいと思います。

私は、障害についての勉強はもちろんですが、将来経営者としても頑張っていきたいと思っています。経営関連の書籍やマネージメントについても勉強の日々です。

 

私は、現在施設で主任として働いているのですが、会社を良くするためにはをずっと考え続けていました。私の施設も人手不足な状態でギリギリなんとか回しています。

福祉業界は、やはり低月給ということもあり、数は多いのに人手が常に足りていません。

 

私は人手不足なのであれば、離職率を下げればいい。そしてゆっくりとしたペースで社員募集をかけることを心がけました。

ここで、離職率というのはどうしたら下げることが出来るのだろう。

正解は、「職場の環境がよいこと」か「お金がいいこと」この2つです。

 

正直言って、私の会社もどちらかというとブラック企業に属するでしょう。

サービス残業一日一時間は当たり前。

人手不足により、1人のタスクがかなり多く日々手一杯の状態です。

 

ここ一ヶ月の間に主任の立場になり、いかにこれまでの状況が最悪だったのかを思い知りました。そして、少しでも環境を良くするにはどのように行動すればよいのだろうと考えたのです。

 

最近まで、社員全員退職を考えていたようですが、それらをなんとか

回避することができました。

4人中3人がここに残ると言ってくれたのです。

 

なぜ、このような状況下の中で、社員は残ることを決めてくれたのかを私は聞きました。

すると、返ってきた言葉は、「この会社に特に何も思わないけど、知識さんを見ていたら私も残りたくなった」そう言ってくれたのです。私は本当に嬉しくて、勉強していてよかった、そして頑張ってよかったと心の底から思っら瞬間でした。

 

今日は、私の実体験を元に離職率の下げ方をお伝えしていきたいとおもいます。

 

 

毎日前向きな言葉を発信する

 会社のタスクが多く忙しない毎日をおくる中、私は毎日前向きな言葉、楽しい雰囲気を心がけました。

「仕事今日も多いけど、これやったらきっと私はレベルアップするな😏」

「人足りてないときこそ、自分の実力が試されるから私はめちゃめちゃがんばりますよ!」など、常に自分から前向きな言葉を発信し続けました。

 そして、よく笑うこともとても大切です。日々のコミュニケーションの一つとして、たくさん楽しい話を行うのです。人は、たくさん笑ったその日の終わりは、仕事で疲れててもなんだかいい疲れだなと思うことができます。私の経験上この行動が、一番影響力を与えることができたのではないかと思っています。

 社員の考えを「これからどうなるか分からなくて不安」よりもこれからどうなるかわからないからワクワクする」に変換させるのです。私は、初めて主任という立場に立ち、いかに自分の雰囲気で周りが変わるかを知りました。

 

喜怒哀楽は全力で表現する

 毎日前向きに過ごしている人でも、時には嫌になり下を向いてしまう日も、もちろんあります。でも、悪い影響を与えてしまうから意地でも前向きにならなきゃと頑張らないでください。私はよく、しんどいときは大きな声で「もう!しんどいよ!しんどいーー!」と泣きわめきます。そうすることで、「あ、主任も完璧じゃないんだ。人間なんだ」と思ってくれるのです。そうすると、自然と周りが手を差し伸べてくれます。会社は、チームで動いていかなければなりません。孤立してしまっては会社はうまく回らないのです。

 だからこそ、私は「全員の力が必要なんです」と常に言っています。そうすることでチームワークが強化され生産性も上がってきます。

 この「喜怒哀楽を全力で表現する」は、必ずしも全員が出来ることではないと思います。人それぞれ雰囲気や人柄が違うため、出来る人とできないもいるでしょう。私は、日常的にもともと天真爛漫でバカっぽいと言われ続けられているので、この喜怒哀楽を表に出しても誰も嫌な気持ちにはならないようです。

 人柄や性格的に、「喜怒哀楽を全力で表現する」ことが難しいようであれば、他の自分にあった方法で周りに「この人も完璧じゃないんだ」と思わせてください。

 

 

まとめ

 いかがだったでしょうか。

私が、毎日行動したことは2つだけです。

トップの雰囲気がどれほどの影響力を与えているか、それはトップにならないと分からないことでした。

  • 毎日前向きな言葉を発信する
  • 喜怒哀楽を全力で表現する

 

この2つの行動だけでも、私の施設では大きな変化をもたらしました。みなさんも少し私の会社やばいかもと思ったら、行動してみてください。一番影響力を与えるのは確かにトップですが、周りとの信頼関係がしっかりあれば、役職のない状況でも自分からの発信で変化は現れてくると思います。

 影響力のある人間にぜひみんなでなっていきましょう!