ADHDに隠された能力!活かせば将来成功者かも!?
皆さん最近になって発達障害という言葉をよく耳にするのではないでしょうか?
その中でも、今日ご紹介するのはADHD(注意欠如多動性障害/注意欠陥多動性障害)です。
この障がいをもつ人の特徴として以下があげられます。
・注意力がない
・集中力がない
・落ち着きがなく授業中(仕事中)じっとしていられない
・時間の管理や整理整頓が苦手
がよくあげられるADHDの特性です。
しかし、実はADHDは私達よりも多くの能力を持っていることを皆さんはご存知でしょうか?
うまく自身でその能力理解し、活用することができれば社会で成功者として活躍できると言われています。
そんなADHDの素晴らし能力を、今日はご紹介していきたいと思います。
【過集中】(ハイパーフォーカス)
ADHDでよく見られる能力の一つですが、人並みならぬ集中力を発揮します。
先ほどでは、集中力が続かないと書きましたが、好きなことや興味のある物事に対してはとんでもない集中力を発揮するのです。
私の施設にも、普段常に体が動いたり走り回ったりする子がいますが、好きなゲームに関しては、一日中ご飯を食ることも忘れ没頭してしまうとのこと。
ゲームのトータル時間は1万時間。笑
プロゲーマー並の時間ですよね。
想像を超える時間を一つのゲームに費やすことができるADHDは、活用すればかなりの能力となります。
また、好きな物事に関する本や論文なども読むこともできるため、ADHDは知識量や技術も極めれば専門家並です。
この人並みならぬ能力は、私達には真似できません。
ただこの過集中のデメリットとしては、過集中がオフになってしまうと人一倍の労力・エネルギーを使っているため疲れやすいということです。
他にも、しなければならない仕事や生活面においても何もできなくなってしまうため、日常生活に支障をきたす場合があります。
頭の回転が速い
ADHDの人は頭の回転がとにかく早いです。
子どもでもADHDの子とは対等に話ができます。
私は時々、同級生と話をしているのかなと錯覚する時があるほど。
頭の回転が速いため、私自身何度も言い負かされています笑
説得させる力がずば抜けているのです。
行動力・リスクテイキング能力
ADHDは行動する力も人並み以上です。これ!と思ったことに対してリスクがあったとしてもその道を選びます。
私達であれば、挑戦できないようなことでも、ADHDは挑戦することができるのです。
また、「多動性」という特性を活かし、素早く行動に移すため決断力もかなり速いです。
クリエイティブ(想像力)
ADHDの人はとにかく想像力が豊かです。
普段たくさんのものや音に目や耳が働き常に多くの情報を得ています。
その情報量は、かなり多いです。だからこそ欠点として忘れ物や物忘れなどが多いのも事実です。
しかし、たくさんの物事を吸収してしまうADHDは、頭の中はアイディア箱状態。
新しいことや考えを思いつくことがとても多いのです。
本当に才能の塊ですよね笑
いかがでしょうか?
これだけの素晴らしい能力をもつADHD。
私も知れば知るほど魅力的に感じて仕方ありません。
なぜ、発達障害なのか?
なぜ、社会不適合者と言われるのか?
今でこそ、ADHDは「天才病」と言われていますが、それはここ数年の話。
しかし、ここまでの能力があるにも関わらず、子どものときの環境が原因で反社会的行動をしてしまったり、鬱や引きこもりになってしまったりするケースも少なくありません。
ADHDの子は、子ども時代どういった環境に身を置くことで社会で活躍できる大人になれるのか、また逆に社会不敵適合者になってしまうのかを次の記事ではご紹介していきたいと思います。